
土門挙の「古寺巡礼」の写真展があるというので、中野坂上まで行く。東京工芸大学の施設で、中野坂上にあった。
初夏のように暖かい日。とことこ散歩がてら出かけていく。写真展はオリジナルプリントがみられてなかなかよかったが、結構点数が少ない。ように感じる。私の家に4冊も「古寺巡礼」(コンパクトな版)があるせいだろうか。プリントもあまり大きくないし、うーん?と欲求不満に。大学には1200点も古寺巡礼が収蔵してあるのだから、せっかくだからもっとドーンとやってほしかったが、そもそもそういう企画じゃないんだろうか。でもいまどき若者は土門挙を知っているのだろうか。うーむ?
土門拳の写真は、やっぱりディテールを浮き彫りにするべくキリキリに絞ってあって、最近はやりのボケ表現とは縁もない。仏像は細部がでるようにライティングがしっかりしてある。構図も、なにかがググっと出てくるまで(鬼が写ると土門はいっていた)、突き詰めたクローズアップが多い。軟弱な最近の写真とは全く違う。
うーむなるほど。もっと絞って真面目に写真撮るか。とか単純に思った。土門はやっぱりすごい。
その後池袋までぶらぶら歩いていくと、途中に公園があったので入ってみると、池と庭園があってなかなかイイ感じ。カルガモの親子が池にいて、来ている人に大人気。こちらもひとしきり粘って色々撮ってみる。
上の写真は「撮れてしまった」という感じで、狙ったわけじゃないが、水滴が飛んでていい感じ。XC50-230mmはF値が小さいのでボケは出ないけど、シャープさ、軽さ、ということでは非常にいい。手振れ防止ついてるし。安くてよく写るというフジノンに外れ無し、というのはこういうこと何だろうなと思う。

しかしX-T3の緑もキレイにでるね。緑といったらペンタックスだけど、富士フィルムも場合によっては非常にキレイにでる。「これは新緑だ」とカメラが認識しないといけないんだろうけど。

オークションではずみで落としてしまったX-T3は手振れ補正がない。富士の単焦点には手振れ補正がついておらず、ズームのみ。なのでX-T3は機能的には抵抗感があったんだけど、シルバーのデザインはめっちゃ格好がいい。手振れ補正なんて昔はなかったんだから、修行だ。趣味だ。と開きなおって持っていくが、撮っていて楽しい。
