
仕事でかなり疲れたので、午前中は照明を落として、ずっと静かな音楽を聴いていた。上原ひろみのバラッドのみのCD。この人は超絶テクの速弾きが有名だけど、バラードも演奏の表情が豊かですごくよい。死んだように2時間くらい繰り返し聞いていたら、なんとが元気になってきたので、蜷川実花の写真展に行く。明日は用事があって家にいるので、これで休みが終わってしまったらもったいない。

展覧会は花の写真。なかなかよかったが、サイケで極彩色な蜷川の作風からすると、割と地味な(それでも派手だが)写真が多め。なので、どっちかというと、庭園美術館の、凝りに凝ったアールデコの内装のほうに目がいく。ここは何しろ、入ったとたんにラリックの巨大なガラス彫刻が迎えてくれる、本当のアールデコの館だ。滅茶苦茶に凝っていて、どれだけお金をかけたのだろうと何度も考える。


確か、パリに滞在していた朝香宮殿下夫妻は、1925年にパリで開かれたアールデコの発祥となった博覧会をリアルタイムでみて、帰国してルネ・ラリックに仕事をさせたはずだ。何から何まで本物だ。90年近くこの形で保存されているのが奇跡に思える。すごいよねの建物。

