
前回から間が空きましたが、今回はペンタックスのイマイチなところ。ペンタックスファンはペンタがけなされると激昂する傾向があるような気がするけど(笑)、まあフィルム時代のZ-20から使っているユーザーのたわごととして聞いていただければと思う。まあ色々あるので何から書いていいやら、っていう感じですが。
フィルム時代からペンタックスを使っているユーザーとして一番不満なのはまず、フルサイズのK-1では小型軽量の特徴がなくなってしまったこと。一眼レフですでに、AFやらレンズの数やらでペンタックスは性能的にキヤノン・ニコンに大幅に差が着けられていたので、デジタルのペンタで誇れるところはぎりぎり、小型軽量かつ堅固、という点だった。この点、APS-CのKPまでは、Limited レンズが非常にコンパクトで高性能な単焦点がそろっているので、かろうじてこの美点は残っていた。が、フルサイズで登場したK-1はかなり重いしデカイし、最新のレンズはどれもフルサイズで、レンズもやたらデカくて重い。小型軽量も、ミラーレスならAPS-Cなら富士が軽いし、センサーサイズがやや小さくていいならマイクロフォーサーズにかなわない。それならなんで無理してペンタを使うの?という疑問が出てくる。
FA Limited レンズは比較的小型だし特色があってとても楽しいレンズだが、せっかく重いフルサイズのボディをわざわざ持ち出すのは、ひとえに画質のためだから、レンズもやっぱりそれにふさわしい最新のレンズを使いたい。DFA24-70mmとかDFA★50mm F1.4は確かにその性能が素晴らしいのだが、いかんせん重くてでかすぎて、出番が減る。気合を入れて撮影に出かけて車で移動するとか、自転車で移動するといった、ある一定の移動スタイルではOKだが、たとえばカメラを使うか使わないかわからないような散歩のような時にはなんとも持ち出しにくくなる。そんなら富士でいいや。とかなってしまう。APS-Cのシステムは単焦点レンズ込みで小型軽量でなんとかよかったが、Pentax K-3 Mark IIIは実は、僕にはちょっとデカイ感じがする。KPぐらいがちょうどよかったのに。最新のDA★16-50mmF2.8もデカイ。小型軽量でレンズの光学性能が素直でいいのがペンタックスの魅力だったけど、ああいうシステムは、最新の機材ではもう組めないのかなあと思ってしまう。これが一つ。
もう一つは例えば富士と比べて、大口径1.4のレンズをつかったとき、微妙なケースでピントがイマイチ合わないことが多い気がする。これは撮る人の撮影技術を別にすると、恐らく原因はいくかあって、そもそも恐らくはペンタのAFの精度があまり良くない、とういう話。もうひとつは像が写る画像センサーそのものにピントを測るセンサーが組み込まれていないという、一眼レフの機構そのものの限界もあるのかもしれない。また一眼レフのOVFのせいで、EVFのようにファイダーで像を拡大してマニュアルでフォーカスを追い込むこともできない。総合して何が起きるかというと、例えば(私は撮らないけど)、ポートレートでちょっと離れた距離から目の瞳ではなくてまつ毛にピントを合わす、といった微妙なピント合わせが、そもそも機構の限界上、無理な場合がある。いくら一眼レフのファインダーの像が素晴らしくても、写っている画像がピンボケではどうにもならない。これが二つ目。以下次回につづく。
