
鶴見をウロウロしていたら、むやみにデカイ曹洞宗のお寺があったのに気が付いたので、行ってみる。福井の永平寺と並ぶ曹洞宗大本山、総持寺(そうじじ)。しかしグーグルでまず地図を見ると、後醍醐天皇霊廟というのがあるっぽくて、嫌な予感がする。
嫌な予感、と書いてわからない人には説明もあんまりしたくないけど、要するに14世紀の建武の新政で一時的に天皇親政を復活させた(すぐにグダグダになったが)後醍醐天皇は、その後太平記やらなんやらに語り継がれて、明治のころには天皇を権威づける物語として復活し、天皇忠誠を誓う楠木正成やらなんやら、あほな話だが1930年代40年代のナショナリズムのイデオローグに利用されてたりした、あの天皇だ。
曹洞宗はあの戦争で国家協力した生臭い過去があるから、そこらへんからきてるのか知らん。どっちにせよ、個人的にはイヤーな感じしかない。総持寺には、巨大なコンクリート造りの建物がいくつもあって、宗教はなんでこんなにコケ脅しが必要なんだろう。禅の精神とか、執着を捨てろという原始仏教とは、正反対じゃないの?知らんけど。とか思う。福井県の永平寺は、たしかに質素で建物が少しボロボロで、なるほど歴史ある寺だなと思ったけど、この鶴見の寺はそんな感じはしない。

なんで菊の御紋だか。坊さんを見つけたら聞いてみたかったが、あいにくコロナのせいなのか全然人がいない。
そもそも、曹洞宗は禅宗だが、先祖供養の宗教的な教理あるんだろうか。永平寺にはお墓がないそうだが、総持寺にはドカンとデカイ墓地がある。色々考えてたら、なんだかおかしくなって、一人吹き出してしまった。まあ理屈に合わないことって、世の中に多すぎるから。ここに墓参りに来る人の大半は、戦争だの教理だ、考えたこともないだろうし、明治以前の神仏混淆は、相当なカオスだったんじゃないかしらと思った。理屈に合わないことなんて、真面目に考えてもしょうがない世界なのかもしれない。そもそも。
昔は邪教だとか、なんたらかんたら、幕府はそれらの
